相模原北公園を楽しむ

植物・鳥などを観察して楽しんでいきます

草花

チェリーセージ

シソ科アオギリ属の多年草で、ハーブ園に植えられています。花期は5-11月と長く楽しめるそうです。セージは青・紫系の花が多いですが、このチェリーセージは豊富な花色が魅力で、毎年の様に新しい花色の品種が出てくるそうです。 この投稿をInstagramで見る …

チリアヤメ - チリ文目

アヤメ科チリアヤメ属の多年草で、花木園に植えられています。花は一日で萎むそうですが、それを感じさせないぐらい次々と咲き続けています。花は青いプロペラみたいですね♣ 葉は10cm程度しかないので、グラウンドカバーとして使われるとか。バラの足元に…

コモンセージ

シソ科アオギリ属の多年草で、ハーブ園に植えられています。単に「セージ」と呼ぶ際は「コモンセージ」のことを指すそうです。花期は5-7月で、北公園では5月から咲き始めていました。葉はハーブティー、香辛料、薬に使われる非常にメジャーなハーブです。 紫…

ムサシノキスゲ - 武蔵野黄萱

ススキノキ科キスゲ亜科の多年草で、ニッコウキスゲに似ており、ムサシノキスゲには以下の特徴があるそうです。 ・葉が細い ・花被片(花びらに見える箇所)が狭い ・夜も花が閉じない ・花期が早い 花期は4月下旬~5月上旬(ニッコウキスゲは5~8月)で、北…

サクラマンテマ

ナデシコ科マンテマ属の一年草で、管理事務所横の花壇に植えられています。紫がかったピンク色の花ですが、咢が細長い袋状になるのが特徴的です。フクロナデシコとも言われるそうです。花は写真の色しか見かけませんでしたが、白いのもあるそうです。咢や蕾…

タツナミソウ - 立浪草

シソ科タツナミソウ属の多年草で、野草園・郷土の森に咲いていました。紫と白(別品種)の写真が撮れました。花の透明感と細い毛のモフ感が伝われば良いなと^^ 名前の由来は、「泡立って寄せてくる波」からきたとか。 花期は5-6月で、北公園は5月に咲いてい…

チョウジソウ - 丁字草

キョウチクトウ科チョウジソウ属の多年草で、野草園に植えられていました。北公園では4月末から咲いていました。確かに、葉がキョウチクトウっぽいですね。キョウチクトウ同様、毒草だそうです。 名前の由来は以下2つの説があるそうです。 ・花を横から見…

シラン - 紫蘭

ラン科シラン属の宿根草で、ロックガーデンに植えられています。細く絞りの効いた蕾が特徴的です。花期は4-5月で、北公園でも4月下旬からGWまでが見頃でした。園芸品種では白色の花もあるそうです(それってもはや紫蘭ではない気もしますが) 笹の様なシュッ…

オオツルボ - 大蔓穂

キジカクシ科ツルボ属の多年草で、シラー・ペルビアナと呼ばれることが多いそうです。管理事務所前の花壇に植えられています。花期は5-6月ですが、北公園では4月から咲いていました。 ムスカリもキジカクシ科(ムスカリ属)なので、親戚さんなんでしょう( ^-…

ギンラン - 銀蘭

ラン科キンラン属の多年草で、郷土の森に生えていました。キンランと比較すると、全体的にやや小ぶりな印象で、花もキンランほどは開かないです。花の色は白色ですが、黄色の花を咲かせる"金蘭"対して"銀蘭"と呼ばれたそうです。 北公園ではギンランの方が数…

キンラン - 金蘭

ラン科キンラン属の多年草で、郷土の森・野草園にこの時期多いです。キンランは人工栽培が難しく、基本的には野生でないと育たないそうです。花期は4-6月ですが、北公園では4月がピークで、まだチラホラ咲いています。まとまって咲いているとホッコリする花…

ヤブイチゲ - 薮一華

キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で、野草園に咲いていました。ハルオコシ(春おこし)とかアネモネ・ネモローサとか呼ばれるそうです。八重咲の花は透明感があり、きれいな花だと思うのですが、"ヤブ"と言われてしまうと少し悲しいですね^^; ヨーロッパ…

スズラン - 鈴蘭

スズラン亜科スズラン属の多年草で、野草園、ロックガーデンに植えられていました。葉と花のバランスが素敵です。花期は5-6月だそうですが、北公園では4月から咲き始めていました。"ラン"の名前がついていますが、ユリの仲間らしいです。可愛さとは裏腹に、…

ヤブヘビイチゴ - 藪蛇苺

バラ科キジムシロ属の多年草で、野草園・郷土の森に生えています。葉に丸みがあまりない為、ヘビイチゴではなく、ヤブヘビイチゴだと思っています。ヤブヘビイチゴの葉は色が濃く、果実に光沢があるとか。写真だとわかりづらいですが、花は1円玉くらいです|…

エビネ - 海老根

ラン科エビネ属の多年草で、野草園・ロックガーデンに植えられていました。咢が特徴のある赤褐色ですが、褐色・黄褐色・緑褐色など変異もあるそうです。花期は4-5月で、北公園は4月がピークでした。花の色は白or薄いピンクですが、変種で赤・橙(アカエビネ…

ヤマシャクヤク - 山芍薬

ボタン科ボタン属の多年草で、郷土の森東側に白い花が咲いていました。シャクヤク(一重)に似ているのが名前の由来だそうです。花期は4-6月ですが、実際に花が咲いているのは3-4日程度だそうで、北公園でも数日(4月中旬)しか花を見れませんでした。写真を撮…

ホウチャクソウ - 宝鐸草

イヌサフラン科ホウチャクソウ属の多年草で、野草園・郷土の森に多く生えています。花はこれ以上開かないそうですが、色のグラデーションを楽しむそうです。花期は5-6月だそうで、北公園では今がピークです。花はよく見ると6枚に分かれているのが特徴らしい…

ヤマブキソウ - 山吹草

ケシ科ヤマブキソウ属の多年草で、野草園のベンチ裏に生えていました。花の色がヤマブキに似ていることから名前が付いたそうです。ヤマブキソウの方がちょっと明るい黄色で、花びらが4枚(ヒトエヤマブキは5枚)ですね。ヤマブキはバラ科で枝の細い低木なの…

シロバナタンポポ - 白花蒲公英

キク科タンポポ属の多年草で、管理事務所南側にひっそり咲いていました。先日参加した樹木ウォッチングにて教えてくれた方、本当にありがとうございました(初めて見ました)。何か良いことが起こってくれそうな気分になれますね^^ 黄色いタンポポがたまたま…

アリウム・トリケトラム - 三角葱(ミツカドネギ)

ヒガンバナ科ネギ属の多年草で、公園の南側モニュメント手前に生えていました。梅園西側にもちょびっといます。花にメリハリがあり、かわいいですね。開花は3-4月で、今が見頃です。 茎に3つの稜(かど)があるので、和名がミツカドネギになったと思われま…

カキドオシ - 垣通し

シソ科カキドオシ属の多年草で、野草園に生えていました。垣根の下から垣根を突き抜けて生えてくる様子から名前が付いたそうです。ちょっとしゃくれた様な花びらがかわいいです。若い葉はお茶や食用になるそうです。日陰にも強く、繁殖力も強いとのこと。花…

オオタチツボスミレ - 大立坪菫

スミレ科スミレ属の多年草で、野草園に生えていました。写真だけ見るとタチツボスミレと区別が付きづらいですが、葉の大きさを見ると区別が付きやすかったです。タチツボスミレの葉は花と変わらないくらいの大きさで、オオタチツボスミレは花よりも断然葉の…

イカリソウ - 錨草

メギ科イカリソウ属の多年草で、野草園に植えられていました。花の形が船の錨(いかり)に似ているからイカリソウ、素敵なわかりやすさです。観賞用・薬用として栽培されるそうです。花の色は白・ピンク・赤紫・黄だそうですが、写真の子は薄い赤紫でしょう…

ヤブレガサ - 破れ傘

キク科ヤブレガサ属の多年草で、野草園・郷土の森に生えています。生え始めの数年は花が咲かないそうです。 この投稿をInstagramで見る けい(@sabakan38)がシェアした投稿 郷土の森にヤブレガサの群生がありました。横から撮った方が傘っぽいですね^^; 傘画…

ムスカリ - 葡萄風信子(ブドウヒヤシンス)

和名の読み方は以下の通り。 ①ぶどうふうのぶこ・・・NG ②ぶどうふうしんし・・・OK(間違いではない) ③ぶどうひやしんす・・・正解(一般的) 筆者が何番だったのかはご想像にお任せします^^; ツルボ亜科ムスカリ属の多年草で、管理事務所付近の花壇、花木…

シャガ - 射干

アヤメ科アヤメ属の多年草で、梅園北東側に植えられていました。日陰には強いが寒さには弱いという子で、湿気を好むそうです。花の色が独特ですね。 開花期は4-5月だそうで、今が見頃です。梅園で下の方を良く見ていないと見落とします^^; この投稿をInstagr…

シュンラン - 春蘭

ラン科シュンラン属の多年草で、野草園に植えられていました。日本を代表する野生ランだそうで、花の色は緑色(稀に褐色、朱金、黄色)です。地味目の花で、種子から開花まで5年以上かかったり、培養特性がよくわかっていなかったりとなかなかの問題児で、…

セイヨウタンポポ - 西洋蒲公英

キク科タンポポ属の多年草で、公園南側道路沿いに多く生えています。日本中どこにでもいそうですが、都市部で特に多いようです。 総苞片が反り返っているか否かで、日本タンポポと西洋タンポポを見分ける方法(反り返っていたら西洋タンポポ)が有名です。自…

タチツボスミレ - 立坪菫

スミレ科スミレ属の多年草で、野草園・郷土の森に多く生えていました。ごく身近に見られるスミレで、丸い葉と立ち上がる茎が特徴です。 開花は3-5月で、花色は薄い紫。花は少し下を向いて咲き、葉はハート形です。 この投稿をInstagramで見る けい(@sabakan3…

バイモ(アミガサユリ)- 貝母(編笠百合)

ユリ科バイモ属の落葉低木で、野草園、郷土の森東側入口に植えられています。中国原産で、開花時期は3-5月とのこと。茎の高さが30-80cmでスラっとして目立ちます。米津玄師みたいですね^^ 薬効成分があることも有名だそうです。 この投稿をInstagramで見る…